メールレディという言葉を聞いた場合にイメージするものは人それぞれで、中には出会い系サイトのサクラではないかと考える人もいます。
しかし、実際はメールレディとサクラには明確な違いがあります。
混同して使われることも多いため、出会い系サイトとメールレディの関係を詳しくまとめました。
出会い系のサクラの仕事は今は絶滅している
大前提となるのが、出会い系サイトでサクラの仕事を募集することはないということです。
これは出会い系サイトがインターネットを経由して異性を紹介できるサイトを運営する都合上、サクラを雇ってしまうと詐欺などの法的な罪に問われてしまうからです。
そのため、現在はメール1通につき一定のポイントがたまるなどポイントバックの仕組みを導入し、たまったポイントでブランド品を交換できるなど、女性が自主的にメールをしやすい仕組みを導入しています。
出会い系サイトでメールだけをする女性はキャッシュバッカーと呼ばれ、メールレディとは別の存在になっているのです。
メールレディの場合はメールのやり取りで報酬を得られる副業として存在し、主に出会い系サイト以外で募集されるようになっています。
メールレディはメールのやり取りを楽しみたい人向けのサイトで仕事をしている
メールレディはキャッシュバッカーと違い、メールのやり取りでお金を受け取れるのが特徴です。
これは出会い系サイトが出会いに繋がっても直接お金が入る仕組みではなく、あくまでメッセージのやり取りや、画像や動画の閲覧などで収益を得る仕組みなっているからです。
1通当たりのメールのポイント消費はそれほど高くないため、報酬を出しすぎれば赤字になります。
メールレディの仕事はメールのやり取り自体を楽しむサイトや、ライブチャットなどのサイトで募集されています。
メールのやり取り以外でも気の合った人と音声通話やビデオ通話などが出来るため、出会わなくても収益が得られ、その分メールレディへも報酬が出しやすいのです。
メール1通当たりの報酬も出会い系サイトのキャッシュバック率とは大きく違い、メールレディが副業などで人気になる理由になっています。
メールレディに違法性はなく安全な副業になっている
メールレディとサクラを混同し、悪いイメージを抱く人は少なくありません。
しかし、実際にはメールレディはメールで人を楽しませるサービス業の一形態で、副業としても成り立ちます。
違法性はなく、働く場所も出会い系サイトではないのが特徴です。
ただし、出会い系サイト風に作られた、メールのやり取りから会えるか会えないかというドキドキ感を味わうためのサイトも存在するため、事前に確認をした方が様々なトラブルを防げます。
メールをするだけでお金を稼げる手軽さや安全性から、隙間時間に出来る副業としても人気なのです。